どこでもありそうなシニアの日常を
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今年も京成バラ園行ってきました
地域の句会へ参加しはじめて
もうすぐ二年になります。
句会は楽しいけど
参加者は、年配者が多く
私が一番年下です。
最高齢は88才のヤマダさん。
マンションに奥様と二人暮らし。
定年後は、趣味の登山・音楽
そして外国人に日本語を教えるという
ボランティアをこなしながら
俳句も詠まれている方です。
背が高くおっとりとした
とてもやさしい方という
印象でした。
そのヤマダさん、今年になって
句会欠席が続きました。
肺の持病で、入院され
退院後も自宅療養が続き
外出もままならない状態だと聞きました。

毎年のように行ってますが、今までで一番の満開でした
そのヤマダさんが五月の句会に
久しぶりに出席され、元気な姿を
見せてくれました。
よかったー句会に出席できるほど
回復され、すごく嬉しい気持ちになりました。
でも、病名を聞いて、びっくり。
私の父と同じ間質性肺炎でした。
間質性肺炎は、難病で、薬がありません。
幸い、症状の進行はゆるやかなので
病気とうまくつきあいながら
生活するしかありません。
句会が始まる前に
先生が、ヤマダさんの住所が
変更になったので
名簿の書き換えをしてくださいと言われ、
黒板に、新住所を板書されました。
住所の最後の建物名は
老人ホームの名前でした。
今まで住んでいたマンションを引き払い
ご夫婦で老人ホームの入居を
決めたそうです。
これからは老人ホームから
句会への参加となるわけですね。
先生から話があったとき
聞いてる句会仲間は息を飲みました。
老人ホームかぁ…
ため息が聞えてきそうな雰囲気でした。
聞いてるみんなも80代、70代
若くて60代ですから
へぇ~そうなんだ~で
終わらせることができない重みというか
明日は自分かもしれないという
不安感がその場を一瞬
支配したように感じました。
62才のわたしも、同じでした。
でもまだ句会へ参加できる健康体で
夫婦での入居を選択され、決断し
実行されたヤマダさん、
あっぱれ!と思いました。
そして夫婦での入居というパターンも
あることを知り、二人なら環境が
かわっても乗り越えられるかしらと
心強い気持ちにもなりました。

からっとした夏日、一年に何回あるかの薔薇日和でした
ただ、夫婦での老人ホーム入居って
いったい、どれくらい費用がかかるんだろう、
入るときの一時金にしても
月々の経費にしても
私たちの年金では
きっとムズカシイだろうなぁ…
と思った時点で
先のことを考えるのはやめました。
あ~あ句会は楽しいけど
年配者が多いので
現実をつきつけられる事が
多いのが困りものです(^_^;)

